バンクーバー COVID-19 について

バンクーバーの現時刻は、2020年3月18日20時(頃)です。私は普段、語学学校へ通っています。しかしCOVID-19の影響を受け、昨日より全ての授業がオンライン授業へと変わりました。先生曰く、最低2週間はオンライン授業が続くとのことでした。状況次第では、自宅学習期間がさらに伸びる可能性もあるそうです。私の通う学校だけでなく、バンクーバー他校(大学・語学学校)も同じ状況のようです。

 

語学学校によって対応は異なりますが、私の学校は、毎週新入生を受け入れていました。ですが、政府からのカナダ国境閉鎖の通達を受け、(たぶん)今週から新入生受け入れはやっていないと思います。16日9時、普段通り学校にいました。16日10時には、午後のクラスは無し、17日からオンラインレッスンへ切り替えと言われ、生徒も先生でさえもバタバタしていました。 

 

3月15日 朝、ドイツ国境閉鎖(私のルームメイトはドイツ人)

3月16日 朝、ブラジル国境閉鎖(クラスの半分はブラジル人留学生)

      朝、カナダ国境閉鎖

3月17日 オンライン授業開始、ドイツ人のルームメイト帰国の途へ

 

私のルームメイトの一人はドイツ人です(3月22日に来ました)。彼女の帰国はもともと3月22日でした。カナダへ来た当初は、ウイルスに関してすぐに納まるだろうと楽観視していました。3月上旬、アメリカがヨーロッパからの渡航を禁止したころから、帰国を早めたほうが良いという雰囲気になり、3月15日のドイツ国境閉鎖を受け、超特急でドイツへ帰っていきました。一方、私の仲の良い友達にベトナム人がいます。彼女は、観光ビザ(6か月有効)で入国しており、大学進学を目指し、私と同じ学校に通っています。4月末にビザが切れるので、切り替えのタイミングと延長期間について悩んでいました。

 

ウイルス蔓延を防ぐため、ダウンタウンの多くのお店が一時閉店しています。ドラッグストアや食品店は開いています。マスクはもちろん、なぜかトイレットペーパーが売り切れ状態です。また悲しいお話ですが、韓国人の留学生が、ホームステイ先からウイルスの感染が怖いからと、契約途中で追い出されたと聞きました。その留学生は、3週間同じホームステイ先に既に滞在しており、母国からウイルスを持ってきたという事実はありません。韓国人留学生は、受け入れ先がなく、最終的に韓国へ帰国してしまいました。

 

 

早く納まってほしいと願うばかりです。病気にかかった場合、だれも頼る人がいません。日本に帰ったほうが良いのか、いつか私も今の滞在先から追い出されてしまうのかと不安になります。状況はどこまで悪化するのか、その先の未来に何が待っているのか、自分なりに予測とそれに対する準備をしようと思います。(とはいえ、当面は知識を蓄えるということになりますが)

 

体調を気遣うという不慣れで、体調を崩しそう